教育理念
☆ 幼児期にこそ
『見えない学力』を豊かに育てましょう。
『見えない学力』とは、
岸本裕史先生著『見える学力、見えない学力』(大月書店)
の中で、先生が提唱される学力のことを指しています。
学生時代に先生の著書に出会い、
その後、実際にご指導をいただいた私は、
『特に幼児期にこれだけは』、と思うものを
お母さんや子ども達にお伝えしたいと考えました。
それがとりもなおさず先生の言われる
『見えない学力』と合致しておりました。
子ども達への慈しみ愛情あふれるこの学力観を
どんぐりひろばという、自らの教室の教育理念とし、
岸本裕史先生の御遺志を受け継ぐ者の一人として、掲げる次第です。
幼児教育というと「=早期詰め込み」で弊害有ると思っている人がいたり、
人より先取りしてわが子に勉強をさせたいとがむしゃらに思う人がいたり、
日本の幼児教育はまだまだ遅れているなあと感じます。
どんぐりひろばでは、豊かな言語環境のもとで、生活の基本的習慣、温か
いふれあいの気持ち、お手伝いや学習することの喜びなどが身に付くこと
を大切に考えます。
テストなどのいわゆる『見える学力』の大きな伸長が見られる子は、
必ずそれまでに、このような『見えない学力』を深く培ってきています。
思いやりのある子、元気な子、勉強やスポーツをうんと頑張れる子、
その素地は幼児期から大切に育んでこそです。
見えない学力を育てていくと、
必ず『見える学力』(もじ・かず・かたち・ちえ)などの分野にも
おのずと興味を示します。
どんぐりひろばでも、ご家庭でも、
詰め込まなくても、楽しく喜んで学習する子になります。
時間のたっぷりある幼児期に、
あとあとまで楽しい幼児教育を始めてみませんか。